CANYON Ultimate CF SLXを1年使ってみて
CANYON Ultimate WMN CF SLXに乗り始めてから一年ほど経ったので長期使用レビューでも書いておこうと思います
走行距離
ストラバの記録によると走行距離7000kmほど
それなりに乗り込みました
見た目の消耗
真夏も真冬も乗りましたし土砂降りでも乗ってきたし、派手な転倒はしてませんが立て掛けておいたら倒れちゃった程度はしています
その割には車体全体を見渡してみてもそれほど傷ついているようには見えません
傷つきやすいトップチューブも問題ないです
左シートステーに微小な傷あり
この程度なら問題ないでしょう
裏返してダウンチューブやチェーンステーを見ても傷はありません
石とか巻き上げて当たっていると思うんですが意外と丈夫ですね
洗車では強くこすらないようにしてるのでマッド感は失われていません
ちなみにハンドルに取り付けるケーブル隠しがバキバキになってます
アウターケーブルの長さを余裕があまりないようにしたところハンドルを大きく切ったときにケーブルに力がかかってバキッと…
空力は悪くなるでしょうがもはや邪魔なので片側は外しています
H36ハンドルを使っている人は注意
左端に見切れているサイコンマウントはレックマウントのやつです
Goproのコネクタがついてくるのでライトつけたりカメラつけたり汎用性高いのも○
不具合といえばハンドルのスペーサのネジがねじ切れています
というかここは到着したときからねじ切れてました
3Nmとか書いてありますがプラスチックの受けなので受け止めきれずに内部のネジ受け側が割れてしまうようです
交換してやろうと思いましたが4500円もするので、機能的には問題が出ていないこともあり放置です
走りについて
・乗り心地
乗り心地は乗り始めの頃と変わらず良いですね
たまにアルミフレームのCAAD12に乗るとその違いがよくわかります
CAAD12も良いフレームですがやはりアルミなりに硬さを感じるので対比してオールラウンドなカーボンフレームのしなやかさを感じられます
でもフレームはしなやかですがH36エアロハンドルはガチガチです
路面の振動がかなり手に響いてました、乗り始めは
最近は慣れもありますが前輪の空気圧を低めにして乗っているので気にはなってません
全然撓まないのでダンシングゴリゴリの人にはおすすめのハンドルです
自分は全然ダンシングしないですがw
・平坦
ローハイトのキシリウムを履いている限りは割と普通です
軽いので走り出しは軽快でそのままスルスルと踏んでいけば45km/hくらいまでは加速していけますそれ以上はあんまり伸びを感じられないですね
ホイールをリム高60mmのファストフォワードにすれば50km/hくらいまでは延びて加速してくれますが体が保たないので維持はできないです
つまりはフレーム自体にエアロはあまり感じられないわけですが、回したらしっかり推進力に変わるフレームだなと思います
・登り
こいつの登りは最高です
踏めば踏んだだけ登っていってくれます
まずそもそも軽い
レース仕様だと6.4kgですからね
フレーム単体の重量はこちら
さらには踏むとグッと前に出てくれる
クルクル回すとすすっーと進んでくれます
今後のUltimateはどうなるか
現行のUltimateが登場してからだいぶ経ちましたが新モデルはどうなるんでしょう
今年のツール・ド・フランスで新モデル出てくるかと思いきや変わらなかったですね
個人的には型落ちにならないのでありがたいですが他のメーカーがどんどんモデルチェンジしていく中で取り残されないか心配です
まあレースで結果は出てるので性能が負けているわけはないんですが新しいUltimateが見てみたいだけですw
新モデルはさらなる軽量化とエアロ化に期待ですね
ケーブル完全内装化とか
整備性悪くなりますが
なんにせよリムブレーキモデルは残して欲しいところです