Vittoria CORSA G2.0にタイヤ交換 〜取り付け編〜
しばらく使ってきたContinental GP4000SⅡがひび割れてきました
走行距離は記録をつけていないので分かりませんが4000km近くは走ったかな?
ひび割れの場合距離よりも時間な気がしますが…
ということでNEWタイヤを購入しました
これです
Vittoria CORSA グラフェン2.0!!!
Vittoria CORSA グラフェン2.0とは
ヴィットリアは新世代のグラフェンの開発に成功しました。それが『GRAPHENE(グラフェン) 2.0』です。これまでの第1世代のグラフェンと違い、新しいグラフェン2.0はタイヤの特定のパフォーマンスを強化します。
言い換えると、第1世代のグラフェンコンパウンドはそれぞれのバーを均等に上げましたが、グラフェン2.0はそれぞれのパフォーマンスをピンポイントで向上させています。ヴィットリアは特にスピード、ウェット時のグリップ、耐久性と耐パンク性能のパフォーマンスを押し上げるべくグラフェンを使うことが出来ます。
つまりは新しいものはいいってことよ(わかってないw)
選んだ理由
順当に新しいコンチGP5000も良かったんですが、やはり人と違うものを使ってみたい気持ちがあって、なら最近出たVittoria コルサG2.0が人と違くて新しいもの好きな俺を満足させてくれるのではないかと
Vittoriaコルサスピードはチューブラーで使っていて、その転がりの良さからくる性能の高さが気に入っていてクリンチャーもこの際使ってみようというのも理由です
重量測定
箱から出して測定します
1個目
2個目
どちらも255gです
カタログ値は250gなのでちょっと重め
絶対値としてもこの重量は結構重い
触ってみるとサイドが結構分厚いのだが、これのせいで重たくなっているのでは?
GP4000の3倍くらいあるだんけど…
ちなみに外したGP4000はこんな感じ
つまり前後でタイヤだけで約60g重くなります ヒルクラにはあまり使いたくない重さですが乗り心地はいかほどか
デザインを確認
一箇所だけにシンプルにデザインが入っています
指定空気圧
指定空気圧は6~10BARです
GP4000のときは空気圧を低めに後ろ5.7BAR、前5.5BARにしていたのでコルサはちょっと上げないとですね
低圧でも問題ないと思うけど最初のうちは指定空気圧内を守っておきましょう
取り付け
GP4000を外してソーヨーのラテックスチューブはそのまま使用してコルサを取り付けます
新品のせいか硬いですがもみもみして最後はレバーでぐいっとやれば入りました
上手い人なら手だけでいけるのでは
実走インプレッション
コルサG2.0に履き替えてからちょっと山ありコースで走ってきました
静岡市内から梅ヶ島に向かい安倍峠を越えて身延へ、さらにそこから本栖みちを登り本栖湖に行きもう一つ峠を超えて山梨のほったらかし温泉まで行く距離160kmの獲得標高4400mの道のりです
なので山岳含むインプレとしては十分かと
前6.0BAR、後6.5BARの設定でスタート
乗り出して感じたのはグリップ感の高いこと
しっかり路面をグリップしバイクを倒しこんでも怖くないです
なおかつ転がりはいいです
すすーっと進んでくれます
乗り心地もいいですね 路面のザラザラ感が伝わってきません
GP4000よりも空気圧は高いですが乗り心地は上です
心配していた登りの重さはあまり感じずでした
確実に重くはなっているのでタイムを測るなら遅くはなっているでしょうが感じられるほどの差は出てきません
予想以上に乗り心地が良かったので山梨で一泊後の帰りは前後とも8.0BARにしてみました
ですがこれはダメでした
乗り心地の良さが消えてハンドルに伝わる振動で帰りは手が痛くなってしまいました
路面のザラザラ感も感じ取れちゃいます
それでもグリップの高さは変わらずでしたが、転がりの良さも変わらずなので高圧にするメリットはないですね
GP4000よりは高圧でもいいけど高すぎてもダメという結論に自分の中ではなりました
まとめ
Vittoria CORSA グラフェン2.0の総評は乗り心地がよくグリップがとっても高いのに転がりがとても良いタイヤといったものです
グリップ力高いのがこんなに走りの安心感を高めると思ってませんでした
カーブが全然怖くないです
乗り心地も適正空気圧なら抜群にいいですが空気圧を高くしすぎると全くだめになるので走る日の状況を考えて調整が必要です
デメリットはまだ発売されたばかりのせいもありますが値段が高めなのと重めな重量ということですね
重量から考えるとヒルクライムレースにはちょっと使いたくないなと思ってしまいます
むしろチューブレスレディですがコルサスピードの方がカタログ200gと軽量なのでシーラントと合わせてもそちらのが軽量なのでそちらを使ってみたくなります