(悪い意味で)話題のイナイチしてみたら全然楽しかった件
先日Twitterのタイムラインにこんな記事が流れてきました
つまりは町おこし的にイナイチコースとレンタルバイクのサービスを用意しているけれどもこれで人を呼ぶには初心者にはきつすぎる設定でしょ!?ってことらしい
読んでみて確かに言い分は分かる
・車通りが多い国道の登り
・補給のできない区間が長い
・分岐点の案内看板などもない
確かにその通りのようです
でも普通に週末100kmくらい走ってるロード乗りにはそうでもないのでは?と思いました
国道は走りづらいだろうけど慣れているし、パンク修理キットや補給食は普段から装備、ルートはサイコンに入れておけばいい
ということで興味湧いたのでお盆に行ってみました
何ならレンタルバイクも借りてやろうかと思いましたが流石に自分の自転車のほうが楽しいのでやめました笑
コースはここからダウンロードしてガーミン様に入れておきます
まあ途中からルートを外れるんですが
ということで磐梯熱海駅を10時スタートです
バンダイで熱海とは静岡と関係ありそうで全く関係ありません
駅前には足湯がありますがさすがに朝から暑いので浸からずに行きます
湯温は触った感じ熱めの42度くらいでした
温泉街を抜ければ国道49号線です
やはり交通量は多め
そして冬は雪が降るのか路面が荒いとこ多いですね
ダンプも多いのか路肩にアスファルトの山脈ができてるとこもありちょい危ない
まあ初心者は走りたくないでしょうね
30分くらいで猪苗代湖に到着
目の前に磐梯山が見えるのでなかなかの景色の良さ
そのまま国道沿いに行くと横に田んぼ道が
無性に走ってみたくなって砂利道行っちゃいました
田んぼのど真ん中
夏の冒険って感じでたのしいです
ルート通りに戻ると湖岸沿いの細道に
日は強いですが標高は高めなので風は涼しめです
常に主張してくる磐梯山
しばらく行くと野口英世記念館につきました
銅像と記念写真撮ろうと思ってたのに無かったです
人に聞いたら入館しないとないとか
おなか空いたので横のお店で天そばいただきました
周りの店の中で一番渋い見た目でしたが天ぷらはしっかり美味しかったです
あえておしゃれなお店でなくこういう渋いお店に入りたくなるのはなぜだろう(失礼)
先に進んで翁島港です
鶴と亀じゃなくて白鳥と亀がいました
このあたりから補給の少ない西側に移っていくので補給をしておきます
確かに西側は畑ばかりで補給場所はなかったです
でも車は少なく直線的な道で走りやすい
登りもありますがきつくはないので快調に走れます
北側に来るとBBQと湖水浴をしてる人たちがたくさん
浜と湖と山でいい感です
人の飛び出しに気をつけつつ行くとこんなところに
ルート通りだとにまっすぐ行くんですがそうすると林に突っ込みます
かといって回避路は砂利道…
まあ回避して砂利道を行くわけですがルートとしてはいかがなものか?
さて東に来たらルートから外れます
下調べしてるときに見つけた九十九折な峠道に向かいます
ロード乗りなら九十九折を見つけたら行ってみるもんですよね
峠の名前は調べてなかったんですが御霊櫃峠って言うらしいです
…なんか怖くね?
やっぱり怖いよ!!
途中通行止めとの看板があったので行けるところまで行ってみようと進んだら路肩は崩れ気味でしたが道は塞がれておらず通ることができました
九十九折を登りきったら猪苗代湖を下に見る絶景がありました
というか磐梯熱海駅から猪苗代湖までの登りよりも登らされたのでこんぐらいのご褒美がないとね
反対側は郡山市を一望です
ここからは九十九折を全開ダウンヒル
めちゃたのしいです
そして忘れてましたがどんどん暑くなります
郡山市側に降りきったら鍋で煮込まれてるんじゃないかぐらいになってました
もう磐梯熱海駅までは消化試合です
極暑のなか適当に無心でペダルを回すのみ
たまにコーラを飲んで…
結局15時に磐梯熱海駅に帰ってきました
だいたい5時間位でしたね
あえて遠回りして100kmちょいなのでこんなもんですかね
景色も良くて涼しめで楽しいコースだと思いました
まあ本当の初心者には湖だけの周回をおすすめしますが笑
せっかく福島に来たので記事にもあった湯koriさんに泊まりました
リノベーションしたお宿で快適に泊まることができました
温泉も源泉かけ流しです
露天はないですが大風呂は壁画もあっていい温泉です
宿の方と話もしましたが記事のことはやはりご存知のよう
そしてレンタルバイクで宿からイナイチする人はいないらしい
車で湖まで持っていって乗る人が多いそうです
そしてなんと市の職員も実際にイナイチをされていて今後の改善を考えているみたいです
そのうち自転車レーンとか案内看板とかできるかもしれませんね